【図1】 | 【説明1】 数百人の受験者がいたとして、その受験者の『実力』を横軸に、とある1個の問題の正解率を縦軸に取ります。 |
【図2】 | 【説明2】 上の例だと判りにくいと思うので、受験者を実力で10段階に区切ります。 各段階にはそれぞれ数十人がいるので、その人たちの、その1個の問題の平均正解率を求めて、棒グラフにします。 すると、例えば ←このような感じになります。実力の高い人たちの棒では、問題の平均正解率は高くなるハズです。 |
【図3】 | 【説明3】 現実にはあり得ませんが、『究極の理想の1問』とでも言うものがもしあれば、 ←こんな感じのグラフになるかもしれません。 実力の無い人達の平均正解率は0%で、実力満点の人達の平均正解率は100%になり、その間は直線状になります。 |
【図4】 | 【説明4】 こういう問題もあるかもしれません。 実力が、ある閾値を超えたとたんに、正解率が急上昇するような問題です。 『ある程度実力のある人なら、ほぼ間違えないが、実力のない人は、ほぼ解けない』という問題です。 |
【図5】 | 【説明5】 こういう傾斜になる問題は、いわゆる『難問』です。実力の相当に高い人だけが正解できます。 |
【図6】 | 【説明6】 こういう傾斜になる問題は、いわゆる『やさしい問題』です。実力の低い人でも正解できます。 |
【図7】 | 【説明7】 この問題は、実力の低い人は正解しやすいのに、実力の高い人は間違ってしまう、という特性をもった問題です。 いわゆる『悪問、奇問』のたぐいです。 |